【プロフィール】ヒトに絶望して興味を抱いた心理学

プロフィールをご覧いただきありがとうございます。

わたしが「心理学」に興味をもったキッカケについて少しお話させていただきます。

 

わたしは高校卒業後、友人と共に「お笑い養成所」に入学しました。

お笑い芸人を目指して…

お笑いの芸は「人を笑わせること」を目的にしており「笑うこと」の根本は「こころ」と関係しています。

お笑い養成所に合格しなければ、大学に進学し「心理学を学ぼう」と考えていたので、わたしの無意識な部分で心理学に興味があったのかもしれません。

(無意識な深層心理はユングの研究分野でもあります)

お笑い芸人の道をめざすキッカケは、高校生時代のこんな経験でした

イケテナイ高校生活

今から冷静に人生を振り返ると「ひとつの出来事」が心理学との出会いのキッカケでした。

高校受験の中学3年のとき、わたしは病気になり入院しました。

高校受験は、体調不良でありながら終えており合格もしました。

しかし高校の入学式に間に合わず、わたしが病気から回復して高校に通いだしたのは「みんながそれぞれ小さな友達関係を築きはじめてる」そんな状況でした。

その時、初めて気づいたのは「俺、友達の作り方がわからない…」ということ

幼いころは近所の幼なじみ、小学生時代は学校が友人を作るアシストをしてくれます。

中学時代は、小学生からの流れで知り合いが多く進学したり、部活動でキズナも深まりました。

自分でいうのもなんですが性格的・運動能力的にも目立つ存在であり、自分からアクションしなくても人が集まるタイプでした。

 

高校に入学し友達の作り方がわからず周りは新しい仲間の輪が出来上がっている…そこに自分から入り込むことができませんでした。

1人で行動し、昼休みも1人でご飯を食べ、1人で帰宅する生活を続けていました。

わたしには兄がいるのですが、兄のクラスメイトに私と同じクラスの同級生がおり、わたしのそんな様子が兄の耳に伝わります。

幼いころから、わたしは兄より優れていることが多く、兄にとって以前のわたしの存在はコンプレックスであったようです。

ユングの心理学では「兄弟コンプレックス」として紹介されています

心理学入門「ユングの心理学」コンプレックス 河合隼雄著 書評

 

そんな兄の態度が、わたしの高校での暮らしを耳にしてから急変しました。

わたしの高校での暮らしは、兄の口から両親の耳にも入ったようで「わたしの家庭での扱い」も変わりました。

家族に裏切られた気持ちでした

そんな私を救ってくれた、笑顔にしてくれた存在が「お笑い」でした。

私の心を救ってくれた友人

1人で行動することが多くなると、自然と1人で考える時間も増え、その影響で「人の心理」についてよく考えるようになりました。

高校生活1学期が終わろうとしていた頃、わたしのイケテナイ高校生活が、他校に進学した中学時代の親友の耳に入り家まで訪ねてきてくれました。

そんな訪問が3度くらいあり「やっぱり友人っていいな…」と前向きな気持ちになり、2学期から徐々にクラスメイトに話しかけるようになりました。

過去の友人にわたしは救われたのです

 

世間の評価で態度が変わる人々

クラスには、おとなしい子・目立つ存在の子・まじめな子など個性が様々です。

わたしは、先入観なく誰とも話せるようになりました。

気質的に人を笑わせることが好きだったので、学校の行事でコントや漫才を始めました

「あいつ面白い」とクラスや学年で認められてくると、クラスメイトの態度が変わりました。

それは、わたしにとっては良いことであったのですが、人の心の闇を感じる出来事でもありました。

世間の評価により、わたしに対する態度が変わった

社会人になった今では理解できることですが、多感な時期のクラスメイトで、その様な変化があったのがショックでもありました。

それからの高校生活は世間一般の暮らしを続け卒業するのですが、良い思い出は1つもありません…

わたしの高校生活は「本来の自分とは違う人格を演じていた」と思います。そんなフラストレーションから、お笑いの道に進むことになりました。

本来の自分と心理学

新天地の大都会では「色眼鏡で私を見ない」良い出会いに恵まれ、楽しい日々を過ごしました。

お笑いは数年で辞めてしまいましたが、高校生活の経験から心理学について、独学で書籍などを読み学び続けています。

社会人になり、ギャンブルにはまったことからギャンブル依存症についてやアイドル依存症などについても学びました。

アイドルは2019年現在、日本の文化であり地方創生の役割も果たしています。

アイドルの存在を考えるとユングの心理学とマッチしており、日本人に受け入れやすい存在であると理解できました。

日本人は古来から自然崇拝の考えがあり、モノやヒトに投影し崇拝の念を抱くことが多いです。このDNA的な要素が現在のアイドルブームに関係していると考えられます。ユングの心理学は日本人の考えに適してると感じます。

詳しくはこちらもご覧ください

心理学は面白い!ユングの心理学の基本を学ぶなら「無意識の構造」河合隼雄著

わたしが長年学んできた心理学とエンタメや娯楽を交えながら、人の心の本質を考えるサイトにしたいと思います。

よろしくお願いいたします。

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